CHAMPION SHIP 2004




   JAPAN RACING SIDECAR ASSOCIATION

更新日 2010-04-21 | 作成日 2008-06-29


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2004年 JRSA CHAMPIONSHIP F1.F2 

第1戦 4/18 SuzukaCirduit 

早川/大関組初戦を制す

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4月18日(日)4月とは思えない陽気の快晴の鈴鹿サーキット(東コース)で今年も開幕戦が開催されました。
昨年の開幕戦と同じく、エントリーは8台。
タイムアタックは昨年のチャンピオン早川/大関組が唯一1分を切るタイムでトップ。2年連続ランキング2位の荒木/山中組がそれに続き、以下、渡辺/石塚組、矢崎/堀内組、原田/原田組、滝本/毛塚組、山岸/山田組、伊藤/北本組とつづく8台の開幕戦グリッドとなりました。
決勝は順当なスタートに見えましたが2周目の逆バンクの入り口で滝本/毛塚組が矢崎/堀内組をアウトから抜いた直後にスピン、コースを塞ぐ形となった滝本/毛塚組のマシンの横っ腹に矢崎/堀内組が突っ込み滝本/毛塚組のマシンはコース上で転覆し、赤旗が出されレース中断。全車ピットインし、燃料補給を行い、周回数減算なしでの再スタートとなりました。
矢崎/堀内組もカウルの応急修理を行い、無事グリッドに着いた再スタート後のレースは5周目に原田/原田組がコースアウトし、リタイアした以外は予選順位のままでのゴールとなりました。
これで、早川/大関組は03シーズンの開幕戦からの連続優勝記録を7に伸ばしました。
今シーズン、いったい誰がこの早川/大関組の連勝を止めるのかに注目があつまります。

第2戦 5/30 Tsukuba Circuit

早川/大関組が開幕2連勝

5月30日(日)筑波サーキットにおいて、5台の参加で第2戦が開催されました。
早川/大関組が向かうところ敵なしの開幕2連勝をきめました。

第3戦 7/19SuzukaCurcuit

F-1クラスに9台がエントリー

7月19日(祝)例年どおりに「海の日」の鈴鹿サーキット(東コース)で今年もJRSA第3戦が含まれる「SUMMER Root the Race in SUZUKA」が開催されました。
今回の話題はなんと言ってもF1クラスのエントリーが9台となったことでしょう。日本国内に入って来ているアルミモノコックフレームのマシンは全部で10台。このうちの9台がここ鈴鹿に集まったのですから、パドックもグリッドも大変華やかなものになりました。
予選は昨年の開幕戦から8連勝中の早川/大関組が春の鈴鹿と同様に唯一1分を切り、更に自らのコースレコードを更新するタイムでトップ。それに続く2位も春の鈴鹿と同様に2年連続ランキング2位の荒木/山中組でした。
そして今回の話題はその後に続き予選3位に入ったチーム。ドライバーは01年の開幕戦以来の3年振りのレースとなる97-99年のチャンピオン赤廣選手、パッセンジャーはF1マシンでは初レースとなる00-01年のF2クラスチャンピオンパッセンジャーの加茂選手のチームです。3年振りのドライバーとF1初パッセンジャーのパッケージとは思えない走りで2位の荒木/山中組に1秒以内の差で3番グリッドをゲットしました。
4位、5位にはどちらも今シーズン初参加となる元チャンピオンチーム七森/向日組と土屋/大木組が入りました。
更に、今回のもうひとつの話題が昨年の第3戦で5年半振りにF2クラスに復帰してきた小林/中山組がF1クラスにステップアップし、初レースでいきなり予選6位に入ったことでしょう。
以下、渡辺/石塚組、原田/原田組、滝本/西村組、伊藤/北本組とつづく10台のグリッドとなりました。
決勝は早川/大関組がホールショット。2番手争いが激しく、フロントロースタートの荒木/山中組のアウトに赤廣/加茂組が並びかけそのまま1コーナーに進入しようとする更にそのアウトから土屋/大木組が並びかけ3台横1列での1コーナー進入となりました。この1コーナー争いを制したのは1番アウト側の予選5位の土屋/大木組でした。しかし、2周目の1コーナーで荒木/山中組が抜き返し2位に浮上、その後土屋/大木組は3周目の2コーナーで七森/向日組に抜かれ4位に落ちたあと、マシントラブルで4周目のS字でマシンを止めました。
同じく、2位争いに加わっていた赤廣/加茂組もマシントラブルでリタイアしました。
七森/向日組の後方、4位には渡辺/石塚組がスタートをミスした小林/中山組を抜き浮上。
5位争いは滝本/西村組と小林/中山組が展開、S字で滝本/西村組のリアに小林/中山組のフロントが接触し、バランスを崩した滝本/西村組がコースアウト、リタイアとなりました。しかし、これによって5位にあがった小林/中山組でしたが、その次の周にコース脇に止ってしまった滝本/西村組のマシンによって出されたイエローフラッグ中に周回遅れの伊藤/北本組を抜いてしまい、1周減算のペナルティーを受け、このポジションを失うという皮肉な結果になってしまいました。
これにより、5位には原田/原田組が入りました。
これで、早川/大関組は03シーズンの開幕戦からの連続優勝記録を9に伸ばしました。

第4戦 8/15 Okayama International Circuit 

早川/大関組が敵なし

8月15日(日)岡山県TIサーキットにおいて、7台の参加で第4戦が開催されました。
早川/大関組が向かうところ敵なしの開幕4連勝をきめました。

第5戦 9/12Sugo

早川/大関組が5連勝 

9月12日(日)JRSA初開催となる宮城県SUGOサーキットにおいて、4台のエントリーで第4戦が開催されました。
ここでも早川/大関組が圧倒的な速さを見せ、開幕5連勝となりました。

第6戦 12/02 TsukubaCircuit

早川/大関組が2年連続チャンピオン獲得

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最終戦筑波のエントリーは7台。
ここでも勝った早川/大関組は03年シーズンの開幕からの12連勝で2年連続のチャンピオンとなりました。