2008年 JRSA CHAMPIONSHIP F1.F2
第1戦 4/20 Tsukuba
早川/大関組が'08開幕戦を制す
予選
朝イチで行われた予選は曇天のため路面温度が上がっていないこともあり各チームとも半年振りのレースを確認するかのように走行開始。予選トップはマン島仕様のF2マシンを駆る#66渡辺/吉田組。2位は#3吉野/辻組、3位は今年からペアとなった#2土屋/安田組。以下#4荒木/山中組、#6小林/中山組、#23粕谷/渡辺組、#11原口/相澤組、#12宍戸/篠澤組、#22越塚/飯島組。#1早川・大関組は予選2周目最終コーナーでダートにカー側タイヤを乗せてしまいコースアウトのためリザルトが残らず最後尾からのスタートとなる。
決勝
変わらぬ曇天と強風のため温度が上がらないまま迎えた決勝レース。ポールポジションから渡辺/吉田組が順当にスタート、予選順位のままトップ3レースをリードするが最後尾から猛ダッシュを見せた早川/大関組が1周目第1ヘアピンの時点で4位まで盛り返し、2周目にはトップに立つと独走の常勝パターンに持ち込む。渡辺/吉田組600ccF2マシンで2位をキープする後で熾烈な3位争いは吉野/辻組と土屋/安田組。さらにひとつでも上のリザルトを狙う小林/中山組と荒木/山中組が5位を競うが2周目最終コーナーでインに飛び込んだ荒木/山中組がブレーキポイントを誤り無念のコースアウト。3位争いは4周目の最終コーナーのブレーキングで土屋/安田組が吉野/辻組に競り勝ち、そのままの順位でゴール。6位はF2Bで圧倒的な速さの粕谷/渡辺組、以下1ラップ遅れで宍戸/篠澤組、原口/相澤組、越塚/飯島組が完走。
クラス別順位ではF1:1位 #1 早川・大関組、2位 #2 土屋/安田組、3位 #3 吉野/辻組。
F2:#66 渡辺/吉田組、#11 原口/相澤組。F2B:#23粕谷/渡辺組、#12宍戸/篠澤組、#22越塚/飯島組。
今回の表彰式はマン島TTの大先輩である谷口克己氏が表彰台プレゼンテイターを努められた。
次回F1/F2はMCFAJ第2戦、6月1日富士スピードウェイにて開催。
復帰以来土つかずの早川/大関組を止めるチームは現れるか?
第2戦 6/1 Fuji Speedway
早川/大関組が開幕連勝
天 候:晴れ
コース:ドライ
主 催:MCFAJ
レース:スプリント 7周
予選
好天で迎えたMCFAJ第2戦。今回の話題は#7大和田/伊藤組のオリジナルマシンの参戦。
パイプとボードで作成した基本フレームにBMW K1200Sをフレームごと配置するという手法で作られたマシンでモノコックフレームカテゴリーのF1クラスにエントリーしてきた。
早朝から行われた予選での一番時計はやはり#1早川/大関組。他チームに5秒近い差をつけてポールポジションを確定。
セカンドポジションはパッセンジャー交代後2戦目となる#2土屋/安田組。
次にF2クラスのの#66渡辺/吉田組が排気量ハンデを乗り越えて3番手。
それにこのところFISCOで好調な#6小林/中山組が続き、以下#3吉野/辻組、#4荒木/山中組、#23粕谷/渡辺組、#5山本/深井組、初パッセンジャーの#22越塚/藤田組、そして、オリジナルマシンで参戦の#7大和田/伊藤組、#11原口/相澤組の順のグリッドとなる。
決勝
ポールポジションの#1早川・大関組がスタートで出遅れる間隙をつき#2土屋/安田組がホールショット。
続いて#3吉野/辻組、#6小林/中山組、#66渡辺/吉田組、#4荒木/山中組、#1早川/
大関組までがほぼダンゴ状態で1周目に突入。頻繁に順位を入れ替えながらの2周目も#2土屋/安田がトップをキープするものの#1早川/大関組および#4荒木/山中組がピタリと追走。3周目には#1、#2、#4の3台のトップグループと、#6、#66、#3の3台のセカンドグループの形となり、それぞれ接戦となる。が、3周目のネッツコーナーで#2土屋/安田組のマシンがエンジンブローでリタイヤ。以降はペースを取り戻した#1早川/大関組が独走、#4荒木/山中組が単独の2位、3位争いは#66渡辺/吉田組が若干リードを保ちゴール。続いて#6小林/中山組、#3吉野/辻組、#5山本/深井組、#23粕谷/渡辺組、1周遅れで#11原口/相澤組、#22越塚/藤田組、#7大和田/伊藤組の順位でのゴールとなった。
第3戦 16-17/8 Okayama International
マン島出場マシンF2レースを制す
MOTO Revolution Round.3&Moto Renaissance
天 候:晴れ
コース:ドライ
主 催:Moto Renaissance
レース:スプリント 7周
F1・F2含めて出走台数5台の中で行われたレースを制したのは、土屋/大木組。
続いて荒木/山中組がゴールした。
予選では、マン島出場マシンF2LCR KUMANOを駆る渡辺/吉田組がF1を押さえ
ポールポジションを獲得したが、決勝では3位に終わった。