CHAMPION SHIP 2002




   JAPAN RACING SIDECAR ASSOCIATION

更新日 2010-04-21 | 作成日 2008-06-29


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2002年 JRSA CHAMPIONSHIP F1.F2 

3/16-17 FujiSpeedway 

'02シーズン始動

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3月16日(土)、17日(日)の両日、富士スピードウェイにおいて、F1、F2クラスの合同テストが開催されました。
4月14日(日)の鈴鹿での開幕に向け、各チームともにシーズンオフに作り込んできたマシンのテストを実施。世界選手権のレギュレーションに合わせ、昨シーズンの土屋/大関組に続き、荒木/山中組と山本/深井組の2チームも4ストロークエンジンを搭載したマシンを投入。無事にシェイクダウンを行いました。

第1戦 4/14 SuzukaCircuit

荒木/山中組がホールショットから独走

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4月14日(日)快晴の鈴鹿サーキット(東コース)において、F1、F2クラスの2002年シーズンが開幕しました。
午前中に行われた予選では土屋/大関組がポールポジションをゲット。それに荒木/山中組が続き、F1クラスの2台がフロントローを占め、3番手に吉野/堀内組、4番手に加茂/加茂組のF2勢が続くグリッドとなりました。
決勝はスタート直後にポールポジションの土屋/大関組がクラッチトラブルで早々のリタイアとなり、荒木/山中組がホールショットから独走で開幕戦の勝利を手中にしました。F2クラスどうしの激しい2位争いは最終コーナーで吉野/堀内組のインをついた加茂/加茂組が吉野/堀内組を押し出す形となり決着。3位にはF1の渡辺/石垣組がはいりました。

F4レース開幕戦

榛地/鈴川組、前田組を抑え開幕戦を勝利

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F1、F2クラスと日を同じくして、F4クラスの2002シーズンも開幕しました。
白糸ライスポカップ第1戦は、参加各チームは今年白糸の固定ゼッケンを誇る1番から4番までの4チームでした。
決勝は、榛地/鈴川組がホールショットをゲット。前田/星野組が少し間を空け2番手。その後ろに佐藤/高岡組、粕谷/飯島組と続く。3番手に付けていた佐藤/高岡組は最終コーナー前にまかれた石灰に乗ってしまい。あわやスピンと言うほどの大きなスライドをしてしまい、これが致命傷となってトップ争いから脱落してしまった。そのトップ争いの榛地/鈴川組と前田/星野組は、最終ラップまで抜きつ抜かれつの素晴らしいレースを展開し、ホールショットの榛地/鈴川組が王者前田/星野組を抑えきり開幕戦を勝利で飾りました。

第2戦 4/21 FujiSpeedway

土屋/大関組独走で今期初優勝

開幕戦の翌週、4月21日(日)富士スピードウェイにおいて、F1、F2クラスの第2戦が開催されました。
予選では開幕戦を優勝で飾った荒木/山中組がポールポジションをゲット。それに土屋/大関組が続き、開幕戦同様F1クラスの2台がフロントローを占めました。3番手に同じくF1の山本/深井組が入り、モノコックシャシーにホンダ、スズキ、ヤマハの3メーカーの4サイクルエンジン搭載車が並ぶグリッドとなりました。
決勝はエンジントラブルでスタートをもたつく荒木/山中を土屋/大関組、山本/深井組、吉野/堀内組が次々と抜き去り最後尾に渡辺/石垣組が続く展開。しかし、2番手の山本/深井組が300Rでスピン転倒からリタイアし、土屋/大関組が開幕戦の雪辱を晴らし独走での今期初優勝。F2の吉野/堀内組が2位に入り、開幕戦優勝の荒木/山中組はエンジントラブルで渡辺/石垣組にも先行され、規定周回数を回ったところでマシンを止める結果となりました。

第3戦 5/26 TsukibaCircuit

土屋/大関組独走でゴール

5月26日(日)茨城県 筑波サーキットにおいて、F1、F2クラスの第3戦が開催されました。
予選は第2戦優勝の土屋/大関組がポールポジションをゲット、2番手には残る3台のF1クラスのマシンをおさえて、F2の吉野/堀内組が入り、フロントローの一角を手にしました。3番手からはF1の荒木/山中、山本/深井組、渡辺/石垣組と続き、最後尾にF2クラスから初参戦の大野/木塚組というグリッドになりました。
決勝は荒木/山中組がエンジントラブルスタート出来ず、土屋/大関組の独走の形となりました。三つ巴激しい戦いとなった2位争いは吉野/堀内組がダンロップコーナーでコースアウトしたあとは山本/深井組と渡辺/石垣組のマッチゲーム。再三ブレーキングで並びかける渡辺/石垣組を山本/深井組が押さえ込むといった展開はラスト2周の第2ヘアピンで決着。渡辺/石垣組が三戦連続のクラス2位となり、山本/深井組が3位。大野/木塚組がF2クラストップとなりました。
お盆休みの週末、8月18日(日)に岡山県のTIサーキット英田において、F1、F2クラスの第5戦が開催されました。
予選は前戦鈴鹿で優勝の荒木/山中組がポールポジションをゲット。今期初参戦の矢崎/堀内組がF2クラスながらベテラン健在の走りで2番手に入り、3番手に土屋/大関組、4番手に渡辺/石垣組とF1の2台が入り、5番手にはF2の加茂/加茂組、6番手に今回はF2クラスのマシンで参戦してきた山本/深井組が入りました。さらに滝本/毛塚組、伊藤/北本組と続く8台のグリッドとなりました。
決勝は2列目から好スタートの土屋/大関組が第2戦以降4戦連続のホールショット。それにつづき矢崎/堀内組が1コーナーで荒木/山中組のインを取り2番手、しかし1コーナーアウト側の荒木/山中組が2コーナーではインとなり2番手に浮上し、S字では土屋/大関組の背後につけ、鈴鹿に続いてのこの2チームの接近戦となりました。2周目のバックストレートで荒木/山中組がトップに立つと、土屋/大関組がダブルヘアピン2つ目でインをさし抜き返し、さらに3周目のバックストレートで荒木/山中組が再びトップに立ち、徐々に土屋/大関組との差を拡げはじめましたが、周回遅れが出てくると再びテール・トゥ。ノーズに、その後荒木/山中組がなんとか押さえ切り、鈴鹿に続き2連勝となりました。2位の土屋/大関組の後ろはやや間隔があいて、F2の矢崎/堀内組がクラストップの総合3位でゴール。
予選4番手ながらスタートで最後尾となってしまった唯一の2stF1渡辺/石垣組はなんとか予選順位まで挽回して4位でゴール。
その渡辺/石垣組を最後まで苦しめたF2加茂/加茂組が5位、クラス2位でゴールし、その後ろの6位伊藤/北本組までが完走となりました。
一時、トップの姿を捕らえる4位にまでポジションを上げ、新エンジンの速さの片鱗をうかがわせた滝本/毛塚組は鈴鹿と同様に燃料系のトラブルが出て4周でリタイア。
F2クラスのマシンで参戦した山本/深井組はブレーキトラブルで2周リタイアとなりました。
チャンピオンシップにおいてはF1クラスは荒木/山中組がこの結果トップに立ったものの土屋/大関組との差はわずか1ポイント。96年以来6年ぶり6度目の日本チャンピオンを狙う土屋/大関組と初のチャンピオンを狙う荒木/山中組の争いは最終戦富士で前でゴールしたチームがチャンピオン獲得という目が離せない状況となりました。
さらにこのトップ2台がともにリタイアという事があれば3位の渡辺/石垣組にもまだチャンピオン獲得の可能性が残されています。
F2クラスは加茂/加茂組が圧倒的に有利なポイント差を持っていますが、加茂/加茂組は富士のレースに参戦してきておらず、そうなると吉野/堀内組は3位でも逆転チャンピオンとなります。
)において、F1、F2クラスは後半戦となる第4戦が開催されました。
予選は富士、筑波と2連勝中の土屋/大関組がポールポジションをゲット、2番手には0.098秒差で荒木/山中組、さらに0.51秒差で今シーズン初参戦のディフェンディングチャンピオン七森/向日組が入りました。4番手、5番手にはF2の加茂/加茂組と吉野/堀内組が続き、6番手にGSX-R1300Rに積み替え、国内4台目の4stF1となったの滝本/毛塚組が今期初参戦のグリッドをゲット。山岸/北本組、飯塚/田中組と続く8台のグリッドとなりました。
決勝はポールポジションの土屋/大関組がホールショット。荒木/山中組がそれに続きましたが、3番手スタートの七森/向日組はベアリングの破損によりリアタイアがロックし、スタート直後にリタイアとなってしまいました。滝本/毛塚組も燃料系のトラブルが出て1コーナーでストップとなり、今期初参戦の2チームには厳しい結果となってしまいました。
徐々に差が開きつつあったトップ2台は4周目に入り、周回遅れが出てきたことにより差がつまり、テール・トゥ。ノーズとなり、ストレートではサイド・バイ・サイドとなる周が3周続く接近戦となったあと、7周目の1コーナーで荒木/山中組がついに前に出ると、その後は徐々に差を開きながら2.231秒差で開幕戦以来の今期2勝目を飾りました。
トップ争い同様に3位表彰台をかけた争いも開幕戦の再現となる加茂/加茂組と吉野/堀内組のF2クラスどうしの激しいバトルとなりましたが、吉野/堀内組が開幕戦の雪辱を晴らして表彰台をゲットしました。
山岸/北本組は4周リタイア、飯塚/田中組は2周リタイアとなりました。

第4戦 7/22 SuzukaCircuit

土屋/大関組独走でゴール

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梅雨明けの猛暑の7月22日(月)鈴鹿サーキット(東コース)において、F1、F2クラスは後半戦となる第4戦が開催されました。
予選は富士、筑波と2連勝中の土屋/大関組がポールポジションをゲット、2番手には0.098秒差で荒木/山中組、さらに0.51秒差で今シーズン初参戦のディフェンディングチャンピオン七森/向日組が入りました。4番手、5番手にはF2の加茂/加茂組と吉野/堀内組が続き、6番手にGSX-R1300Rに積み替え、国内4台目の4stF1となったの滝本/毛塚組が今期初参戦のグリッドをゲット。山岸/北本組、飯塚/田中組と続く8台のグリッドとなりました。
決勝はポールポジションの土屋/大関組がホールショット。荒木/山中組がそれに続きましたが、3番手スタートの七森/向日組はベアリングの破損によりリアタイアがロックし、スタート直後にリタイアとなってしまいました。滝本/毛塚組も燃料系のトラブルが出て1コーナーでストップとなり、今期初参戦の2チームには厳しい結果となってしまいました。
徐々に差が開きつつあったトップ2台は4周目に入り、周回遅れが出てきたことにより差がつまり、テール・トゥ。ノーズとなり、ストレートではサイド・バイ・サイドとなる周が3周続く接近戦となったあと、7周目の1コーナーで荒木/山中組がついに前に出ると、その後は徐々に差を開きながら2.231秒差で開幕戦以来の今期2勝目を飾りました。
トップ争い同様に3位表彰台をかけた争いも開幕戦の再現となる加茂/加茂組と吉野/堀内組のF2クラスどうしの激しいバトルとなりましたが、吉野/堀内組が開幕戦の雪辱を晴らして表彰台をゲットしました。山岸/北本組は4周リタイア、飯塚/田中組は2周リタイアとなりました。
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第5戦 8/18 Okayama InternationalCircuit

荒木/山中組、二連勝

お盆休みの週末、8月18日(日)に岡山県のTIサーキット英田において、F1、F2クラスの第5戦が開催されました。
予選は前戦鈴鹿で優勝の荒木/山中組がポールポジションをゲット。今期初参戦の矢崎/堀内組がF2クラスながらベテラン健在の走りで2番手に入り、3番手に土屋/大関組、4番手に渡辺/石垣組とF1の2台が入り、5番手にはF2の加茂/加茂組、6番手に今回はF2クラスのマシンで参戦してきた山本/深井組が入りました。さらに滝本/毛塚組、伊藤/北本組と続く8台のグリッドとなりました。
決勝は2列目から好スタートの土屋/大関組が第2戦以降4戦連続のホールショット。それにつづき矢崎/堀内組が1コーナーで荒木/山中組のインを取り2番手、しかし1コーナーアウト側の荒木/山中組が2コーナーではインとなり2番手に浮上し、S字では土屋/大関組の背後につけ、鈴鹿に続いてのこの2チームの接近戦となりました。2周目のバックストレートで荒木/山中組がトップに立つと、土屋/大関組がダブルヘアピン2つ目でインをさし抜き返し、さらに3周目のバックストレートで荒木/山中組が再びトップに立ち、徐々に土屋/大関組との差を拡げはじめましたが、周回遅れが出てくると再びテール・トゥ。ノーズに、その後荒木/山中組がなんとか押さえ切り、鈴鹿に続き2連勝となりました。2位の土屋/大関組の後ろはやや間隔があいて、F2の矢崎/堀内組がクラストップの総合3位でゴール。
予選4番手ながらスタートで最後尾となってしまった唯一の2stF1渡辺/石垣組はなんとか予選順位まで挽回して4位でゴール。
その渡辺/石垣組を最後まで苦しめたF2加茂/加茂組が5位、クラス2位でゴールし、その後ろの6位伊藤/北本組までが完走となりました。
一時、トップの姿を捕らえる4位にまでポジションを上げ、新エンジンの速さの片鱗をうかがわせた滝本/毛塚組は鈴鹿と同様に燃料系のトラブルが出て4周でリタイア。
F2クラスのマシンで参戦した山本/深井組はブレーキトラブルで2周リタイアとなりました。
チャンピオンシップにおいてはF1クラスは荒木/山中組がこの結果トップに立ったものの土屋/大関組との差はわずか1ポイント。96年以来6年ぶり6度目の日本チャンピオンを狙う土屋/大関組と初のチャンピオンを狙う荒木/山中組の争いは最終戦富士で前でゴールしたチームがチャンピオン獲得という目が離せない状況となりました。
さらにこのトップ2台がともにリタイアという事があれば3位の渡辺/石垣組にもまだチャンピオン獲得の可能性が残されています。
F2クラスは加茂/加茂組が圧倒的に有利なポイント差を持っていますが、加茂/加茂組は富士のレースに参戦してきておらず、そうなると吉野/堀内組は3位でも逆転チャンピオンとなります。

お盆休みの週末、8月18日(日)に岡山県のTIサーキット英田において、F1、F2クラスの第5戦が開催されました。
予選は前戦鈴鹿で優勝の荒木/山中組がポールポジションをゲット。今期初参戦の矢崎/堀内組がF2クラスながらベテラン健在の走りで2番手に入り、3番手に土屋/大関組、4番手に渡辺/石垣組とF1の2台が入り、5番手にはF2の加茂/加茂組、6番手に今回はF2クラスのマシンで参戦してきた山本/深井組が入りました。さらに滝本/毛塚組、伊藤/北本組と続く8台のグリッドとなりました。
決勝は2列目から好スタートの土屋/大関組が第2戦以降4戦連続のホールショット。それにつづき矢崎/堀内組が1コーナーで荒木/山中組のインを取り2番手、しかし1コーナーアウト側の荒木/山中組が2コーナーではインとなり2番手に浮上し、S字では土屋/大関組の背後につけ、鈴鹿に続いてのこの2チームの接近戦となりました。2周目のバックストレートで荒木/山中組がトップに立つと、土屋/大関組がダブルヘアピン2つ目でインをさし抜き返し、さらに3周目のバックストレートで荒木/山中組が再びトップに立ち、徐々に土屋/大関組との差を拡げはじめましたが、周回遅れが出てくると再びテール・トゥ。ノーズに、その後荒木/山中組がなんとか押さえ切り、鈴鹿に続き2連勝となりました。2位の土屋/大関組の後ろはやや間隔があいて、F2の矢崎/堀内組がクラストップの総合3位でゴール。
予選4番手ながらスタートで最後尾となってしまった唯一の2stF1渡辺/石垣組はなんとか予選順位まで挽回して4位でゴール。
その渡辺/石垣組を最後まで苦しめたF2加茂/加茂組が5位、クラス2位でゴールし、その後ろの6位伊藤/北本組までが完走となりました。
一時、トップの姿を捕らえる4位にまでポジションを上げ、新エンジンの速さの片鱗をうかがわせた滝本/毛塚組は鈴鹿と同様に燃料系のトラブルが出て4周でリタイア。
F2クラスのマシンで参戦した山本/深井組はブレーキトラブルで2周リタイアとなりました。
チャンピオンシップにおいてはF1クラスは荒木/山中組がこの結果トップに立ったものの土屋/大関組との差はわずか1ポイント。96年以来6年ぶり6度目の日本チャンピオンを狙う土屋/大関組と初のチャンピオンを狙う荒木/山中組の争いは最終戦富士で前でゴールしたチームがチャンピオン獲得という目が離せない状況となりました。
さらにこのトップ2台がともにリタイアという事があれば3位の渡辺/石垣組にもまだチャンピオン獲得の可能性が残されています。
F2クラスは加茂/加茂組が圧倒的に有利なポイント差を持っていますが、加茂/加茂組は富士のレースに参戦してきておらず、そうなると吉野/堀内組は3位でも逆転チャンピオンとなります。
お盆休みの週末、8月18日(日)に岡山県のTIサーキット英田において、F1、F2クラスの第5戦が開催されました。
予選は前戦鈴鹿で優勝の荒木/山中組がポールポジションをゲット。今期初参戦の矢崎/堀内組がF2クラスながらベテラン健在の走りで2番手に入り、3番手に土屋/大関組、4番手に渡辺/石垣組とF1の2台が入り、5番手にはF2の加茂/加茂組、6番手に今回はF2クラスのマシンで参戦してきた山本/深井組が入りました。さらに滝本/毛塚組、伊藤/北本組と続く8台のグリッドとなりました。
決勝は2列目から好スタートの土屋/大関組が第2戦以降4戦連続のホールショット。それにつづき矢崎/堀内組が1コーナーで荒木/山中組のインを取り2番手、しかし1コーナーアウト側の荒木/山中組が2コーナーではインとなり2番手に浮上し、S字では土屋/大関組の背後につけ、鈴鹿に続いてのこの2チームの接近戦となりました。2周目のバックストレートで荒木/山中組がトップに立つと、土屋/大関組がダブルヘアピン2つ目でインをさし抜き返し、さらに3周目のバックストレートで荒木/山中組が再びトップに立ち、徐々に土屋/大関組との差を拡げはじめましたが、周回遅れが出てくると再びテール・トゥ。ノーズに、その後荒木/山中組がなんとか押さえ切り、鈴鹿に続き2連勝となりました。2位の土屋/大関組の後ろはやや間隔があいて、F2の矢崎/堀内組がクラストップの総合3位でゴール。
予選4番手ながらスタートで最後尾となってしまった唯一の2stF1渡辺/石垣組はなんとか予選順位まで挽回して4位でゴール。
その渡辺/石垣組を最後まで苦しめたF2加茂/加茂組が5位、クラス2位でゴールし、その後ろの6位伊藤/北本組までが完走となりました。
一時、トップの姿を捕らえる4位にまでポジションを上げ、新エンジンの速さの片鱗をうかがわせた滝本/毛塚組は鈴鹿と同様に燃料系のトラブルが出て4周でリタイア。
F2クラスのマシンで参戦した山本/深井組はブレーキトラブルで2周リタイアとなりました。
チャンピオンシップにおいてはF1クラスは荒木/山中組がこの結果トップに立ったものの土屋/大関組との差はわずか1ポイント。96年以来6年ぶり6度目の日本チャンピオンを狙う土屋/大関組と初のチャンピオンを狙う荒木/山中組の争いは最終戦富士で前でゴールしたチームがチャンピオン獲得という目が離せない状況となりました。
さらにこのトップ2台がともにリタイアという事があれば3位の渡辺/石垣組にもまだチャンピオン獲得の可能性が残されています。
F2クラスは加茂/加茂組が圧倒的に有利なポイント差を持っていますが、加茂/加茂組は富士のレースに参戦してきておらず、そうなると吉野/堀内組は3位でも逆転チャンピオンとなります。

第6戦 10/02 チャンピオン決定

土屋/塩川組チャンピオン

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わずか1ポイント差で最終戦までもつれ込んだF1クラスのチャンピオン争いは逆転で6度目のチャンピオンを狙う土屋/塩川組がポールポジションをゲット。初チャンピオンへ逃げ切りたい荒木/山中組がそれに続く。F1はそれに加え七森/中村組、渡辺/石垣組、山本/深井の5台が出走。
F2はポイントリーダーの加茂/加茂組の欠場で3位に入れば逆転チャンプとなる吉野/堀内組が予選4番手に入りクラストップ。それに2戦連続参戦のベテラン矢崎組、大野/藤本組、宍戸/前田組、木塚/吉岡組、伊藤/北本組、大関/小沢組と続く総勢12台のグリッドとなりました。
決勝は予選ポジション通り土屋/塩川組を荒木/山中組が追う展開。3周目、4周目とストレートエンドで荒木/山中組が前にでるものの、土屋/塩川組がそのたびに抜きかえし、1秒差で振り切って荒木/山中組と並ぶ今期3勝目をあげ、逆転で6年振り6度目のチャンピオンとなりました。以下、七森/中村組、渡辺/石垣組、山本/深井と予選順でのゴール。
F2クラスは吉野/堀内組が初参戦のシーズンでのクラスチャンピオン獲得を独走優勝でかざりました。